■ MUKU-DATA  シャム柿(ジリコテ)

先日関東から急遽、シャムを引取りに来られた。
あと5本あった在庫のうち3本を持って行っていただいた。
割れてるし小ヒビも多いが何とかして使うという。

材木屋になりたての若かりし頃20代、少し材を覚え始め目にした黒柿やシャムの縞模様
単純に、かっこいい木だなぁ・・って思った。

黒柿は買えないけどシャムならと手頃なシャムがあると時々買っていた。
ここんところ10年はシャムの案内も来ないし
市場で目にすることもなくなった。
床柱として作られたシャム柿もいっとき市場に時々出ていたが
今は見る影もなし。。

当時床柱として作られたシャム柿の細めの(確か4.5寸前後だったかと思う)柱が2本
手をつけられずに残っている。
杢に惚れた木だったから、購入したもの。
芯持ちだし、それなりの値段がしたし、、
部材取りしても歩留りが悪いし単価が合わないからそのままになっている。
この2本は床柱としての用途として使われるのが一番良いんだろうと出番を10年以上待っている。

床柱屋さんが言っていたけどシャムは削ると白がぼやけてしまうので
コントラストを出す為に白太部分に何だったかを塗り脱色するらしい。
そんな技術ももう素材がなけりゃ必要ないことなのかもしれない。

残りのストックは2間の巾400mm程度の薄めのカウンター材2枚
3mの500mm巾ほどの厚みのあるもの(割れあり)1枚
床柱3m 芯持ち2本
そして写真の丁物2本
端材少々

うちにはこれしか残っていない。

適材適所の機会が訪れたらお勧めしようと思っている。